地方商店街


地方商店街 “Local shopping street”

地方の中小の街を歩くことが好きで、各地を旅しています。
駅に降り立つと、駅前広場の向こうにはその街の商店街や歓楽街が見えてきます。
ただ、商店街はほとんどの店舗が閉まっていて、いわゆる「シャッター通り」となっているところが少なくありません。
アーケードは薄暗いトンネルと化し、吹き抜ける風がガランガランと看板を揺らす音、頭上のスピーカーからは演歌(または懐メロ)が雑音混じりで響き渡ります。
かつては大勢の買い物客で賑わったであろう地方の駅前商店街が、ほとんどその面影を残していません。
また、わずかな期間をあけての再訪で、前回には存在していたアーケードが撤去されていたり、その商店街自体がすっかり更地や駐車場、宅地になっていたりすることがあります。

僕がこどもの頃に過ごしてきた、昭和の空気を内包したような町並みが、急速に淘汰されつつあります。
穴だらけになりつつもぎりぎりのところで踏ん張っている、いまはこんな風景を写真に撮っておきたい、そんな思いでこのシリーズを始めました。

姫路市網干区 橋本町商店街

倉敷市玉島 通町商店街

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